側弯トレーナー養成コース修了生
広島県 つくし鍼灸接骨院
院長 小西剛史 さん http://www.saijo.tsu-ku-shi.jp/
全国にいる側弯トレーナーの活躍をご紹介します!
第一弾は、鍼灸接骨院の院長としてご活躍されている柔道整復師 小西剛史さんに伺いました。
インタビュー 2017年5月3日(水)
どうして側弯トレーナー資格を取得をしようと思ったのですか。
実は、側弯症の方が接骨院に来ることは多いです。
「側弯症」という診断がついて来院されるわけではなくても、学生の頃に側弯症と言われたことがある、という方は多数いらっしゃいます。
私はカイロプラクティックを行いますが、そういった方にカイロをやってもスッキリしないのです。なんとかしたい、と思って受講しました。
お客様に対しての説得力が変わりました。
私たち柔道整復師はレントゲン画像をみる勉強をしますが、主に外傷がメインです。
私たちは診断権はありませんが、側弯症の方のレントゲンをみて、適切なアセスメント(評価)をした上で病態説明ができると、説得力が違います。
お客様との信頼関係が構築できるようになりました。
側弯症がわかるということは、他の院にはない、差別化できるポイントになると思っています。
初回から4回目までは週1回通院していただきます。
アセスメントをした上で、ご自身でApex(頂椎)を触る練習や、各種トレーニングを覚えていただきます。これに大体1ヶ月かけます。
5回目で1度アセスメントをします。身体的な変化の評価とともに、Apexがきちんと触れているか、トレーニングが正しくできているかを確認します。
順調であれば、月1回の定期ケアへ移行します。定期ケアは、コンディショニングとしての関わりになります。
お客様が継続しやすいのも、側弯トレーニングの特徴だと思います。
現在、当院に通院されている方はシニア、産後の20-30歳台の女性が多いです。産後は負担もかかりますので、痛みが出たり症状が出たりしやすいです。
多いのが腰痛、肩、背中の痛み。こういった痛みをお持ちの方が側弯トレーニングを継続することで、痛みが軽減したという声をいただきました。
また、学生の頃に側弯症と診断された方で、2ヶ月の側弯トレーニング後にレントゲン上で胸部cobb角が約10°変化したという方もいらっしゃいました。
もちろんです。
ただ、まだまだ地域に広まってはいないので、周辺の学校へお知らせをするようにしています。
学校の検診で側弯症と診断されてもどうしたら良いかわからない、という方に来ていただきたいです。
ありがとうございました!