当センターでは白石接骨院で作成可能なゲンシンゲン装具を奨励しています。しかし、現状では保険が利用できず、自費での作成となっておりました。こちらの連携は継続しますが、同時に保険下でも世界基準の装具をご紹介できないかと模索していたところ、シェノー装具に行きつき、全国に作成しているところがあるということが分かりました。
シェノー装具については、ゲンシンゲン装具と同じく、改善率80%を誇る修正率で、3次元的な修正が可能です。
以下に、作成していると分かっている施設をご紹介します。
徳島大学 https://utokushima-orthop.com/treatment/t1/
取り扱っている技師装具の会社も検索で出てきたところは列挙しておきます。
神戸) 株式会社澤村技師製作所 https://www.sawamuragishi.jp/items/category/scholiosis
山形) 有限会社山形技師研究所 https://yamagatagishi.com/3dcad-cam
大阪) 株式会社バンキフ https://www.bamkifu.com/po
福井県のサイトでは、シェノー装具についての記載がありました。
子ども療育センター https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/kodomo-ryouiku/scoliosis/scoliosis.html
また東京でも作成可能なように準備をしておりまして、以下の2施設で作成が始まる予定です。(2022/2現在)
こちらの施設には、側弯トレーナーも在中しておりますので、運動療法の指導も受けることができます。
まだまだ日本では少ないですが、保険でも3次元的に修正できる世界基準の装具が処方できる環境はあります。
筒型の旧型ではなく、最新のものを諦めずに探して下さい。
日本は側弯症の保存療法に関してとても後進国です。
ですが、徐々に世界基準になりつつあります。
諦めずにしっかりと情報を集め、悔いのない選択をして頂きたいと思います。
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