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瀬本喜啓先生のHP

瀬本先生は大阪医科大学卒業後、フランス、アメリカと留学され、側弯症の手術法を日本に初めて紹介された先生です。大阪医科大学助教授を経て、病院の脊椎・側弯センター長を任務され、現在は京都の男山病院で勤務されていらっしゃるようです。

先生のHPを是非拝見して下さい。

側弯症の専門家としての、思い、患者さんへの愛、医師として誇りなどが随所に散りばめられています。とても心を打つ内容でした。

 

長年側弯症の治療に携わってこられたからこそ分かる事、そして数々の業績、実績。

特に共感したのは保存療法の力を諦めていらっしゃらない事です。

25度まで放置する必要はない、15度でも装具は意義があるし、装具をしながら運動療法をする事で、装具を外した時の安定性が確保できるとおっしゃっています。

 

多くの医師が、装具のみで運動療法を処方しないのに対し、経験からその意義をしっかりと提言されています。

また装具についても夜間装具を開発されるなど、患者様の負担をできるだけ減らすように工夫されている、患者様主体の医療のあるべき姿を見せていただいたように感じました。

 

装具療法と運動療法は両輪です。どちらかだけでは効果を望むことは難しいでしょう。

当センターではゲンシンゲン装具を作成されている白石接骨院をご紹介しておりますが、京都であれば瀬本先生の装具がオススメかもしれません。直接伺ったことはないので確証はありませんが、HPでは改善率80%と書かれておりますし、先生のきめ細かいチェックが定期的になされているとのことです。

 

このような信頼できる、患者主体の医療を行ってくれる医師がいることは救いです。

瀬本先生のこれからのご活躍と、更新の育成、日本の側弯症の保存療法の確立に向けてご尽力頂けることを切に願います。

 

ちょうど今日は側弯症学会がオンラインで開催されているようです。

いつかは、当事者の方々も参加できるようなオープンな会になるといいですね。

情報を開示し、適正な選択、提案、そして適正な保存療法が提供される国なる事を祈っています。

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コメント: 2
  • #1

    千葉恵子 (木曜日, 17 12月 2020 20:19)

    最近時々背中が痛むので整形外科でレントゲンを撮ってもらいましたところ、右側に10mm 8.?mm9.85mm捻れているとの事、年齢のせいで終わってしまいましたが、姿勢がわるくなるのも痛むのま嫌なので運動とかないものかとネットで探して出会いました。

  • #2

    小野寺裕子 (日曜日, 26 9月 2021 14:40)

    ネットでシュロス法を知りました。東北に指導できる方がいないのが残念です。
    過去に学んだことのある操体法に似た考え方で、ぜひ自分も試してみたいと思いました。トレーニング法のいくつかは、私がなにげに行なっていた動作と同じものもあり、これだ!と感激しました。
    57歳と始めるには遅すぎましたが、退職まで自宅でやれる範囲で行って、退職後に時間取れるようになったら、指導受けたいです。まだまだ諦めません。