病院では保存療法は意味がないので、何もしないでくれと医師から言われたが、悪くなるのをただ待つのはおかしいと、ご自分で探されて来店された方がいらっしゃいました。 結果的には、脚長差が現在の変形に影響を与えているだろうという結論になりまして、補高インソールを提供させていただき、歩き方が著名に改善し、本人も親御さんも喜ばれていました。...
とても長い名前ですが、「バルセロナキアリ奇形&脊髄空洞症&脊柱側弯症研究所」というところがあります。 サイトの情報でしかわかりませんが、脊柱側弯症に関しては「終糸による牽引」が原因という考え方で対応されている比較的稀な施設だと思います。 基本的に、側弯症は整形外科の分野と思われがちですが、この研究所は脳神経外科などが中心です。...
慶應義塾大学ならびに東邦大学医学部のグループの研究で、食習慣と側弯症との間に、有意な関係性を認めることはなかったという報告が出ました。 2,431名の大規模な調査結果です。 論文(英語)はこちらから閲覧できます。 日本語での要約はこちらから。 乳製品をとったほうがいいとかそういうものはなさそうだという事です。
ある報告では陸上選手の9割に平均5ミリの脚長差を認めるというものもあるくらい、脚長差は珍しい現象ではありません。その報告では脚長差に対して腰部で代償をしているため腰椎に傾斜が起こっていることも指摘しています。 側弯症の方にも脚長差がある方は多いです。...
本日はダンサーの方がいらっしゃいました。 舞台を中心に活躍されているそうです。 声の発生や、呼吸法でも違和感を感じられていました。 結果的には脚の長さが大きな原因でした。 補高用のインソールを用いて調整して歩く練習でほぼ左右差ない状態までになりました。 今後、自宅でトレーニングを継続していただき発声などにもいい影響が出ることを祈ります。...
前にも記載しましたが重要なので再度記載します。 ある報告では60歳以上に78%の側弯症を認めたというものがあります。 実際に検診に関わっている検査技師の方もほぼそうだと言っていました。 つまり側弯という形は脊柱にとっては珍しくないのです。 特発性側湾症は思春期をピークに起こる骨も含めた実質的な変形ですので、特別です。...
ある報告では60歳以上の方では68%に脊柱の側弯変形を認めたといわれています。 これは思春期に起こる特発性側弯症とは異なり、習慣性のものです。 成人のドックでもやはり半数以上に側弯を認めると実際に検査技師の方に聞いたこともあります。 脊柱は体の真ん中に位置します。 手足や目耳は左右あります。 すると左右差というものが必ず生じます。...
ゆらぎは1/fが有名ですね。 地球上の自然界すべてのものにはゆらぎがあるというもので、風が心地よいのは1/fのゆらぎがあるからだと。 扇風機などにもゆらぎを起こす機能が搭載されていますね。 自然界ということは私たちの体にもゆらぎがあるということです。 心拍や呼吸、脳脊髄液ももちろんですが、脊柱や関節にも存在します。...
メラトニンとは脳内の松果体と言われるところからでるホルモンで、概日リズム(サーカディアンリズム)に関係しています。 前駆物質はセロトニンで、日を浴びると分泌は抑制され、暗くなると増加します。 メラトニンは血圧や脈拍、体温などを低下させ睡眠の準備に働きます。...